東京都武蔵野にある、井の頭自然文化園のゾウ「はな子」が死んだ。日本で最高齢のゾウであった。
上野動物園から今日まで多くの人々に、存在感と愛情を与えてきた。
ゾウは平均寿命が約70年とのことからすると、アジアゾウの69歳でのはな子は、寿命かもしれない。
1949年(昭和24年)に戦後はじめて日本に、タイから贈られ日本の平和的象徴として飼育された。
戦後71年たって、戦前のはな子は、食料難から餓死させらてたことを思い出すと、今回亡くなった花子はある意味で幸せにだったかもしれない。
生きているものは、いつか死を迎えるが、動物であれ、人間であり、精一杯生きることが大切であると思う。
動物の死を通じて、子供たちに別れの悲しみを伝えることができることでもある。