23日、大田原市にて那須那須特別支援学校寄宿舎の存続を求める会主催のシンポジウムが開催されました。
保護者や関係者、一般をを含め150名の参加者のもと、教育と福祉をつなぐ学校の役割と題して話された。
先ずは今までの経緯に加え、保護者からの声、さらには、特別支援教育を専門に行っている大学教授や相談支援員が現状と課題を話された。
経緯としては、県教育員会として利用者の減少や校舎の老朽化等から閉舎の方向で、令和3年7月に通達がされた。
その後、学校との意見交換会や指導員に対しての説明会が行って、保護者が中心となって議会に陳情や要望書が出されて、さらに署名運動にも発展した。
署名総数は令和4年11月で20000人と県民の感心の高さが伺える。
そして、12月に閉舎延期となり、現在は、特別支援教育の在り方についての「検討会」設置の段階になった。
この問題は、利用する側とそれを管理する側(県教育委員会)の話合いが極端に少なく、一方的なことが原因であると思います。
他県でも同じような状況にあるところもあるが、上手く解決しているとも聞いている。
時間はかかるかもしれないが、丁寧な説明と話し合いが必要である。