会派視察として、25日に和歌山県田野辺市の廃校利用の先進地を見てまいりました。
田野辺市は、人口規模としても真岡市と同等で、とくに柑橘類や梅の生産の農業が有名であり、かつ地域の結び付きが素晴らしく、特に今回の視察先である秋津野地区の廃校を農業体験宿泊施設や交流施設へと改造・利用し、さらに直売所や食堂そして,6次化産業としてジュース等の生産・販売まで拡大した成功の経緯を学びました。
築60年の木造2階建ての校舎は、近年の鉄筋コンクリート校舎とは違うものの、地元の有志が立ち上がり、国や県への補助も加わり、地域指導の新しい民間型法人で立ち上がり、今までに外国の利用者や地元の方の昼食食堂などにも利用されている。
本市も来年3月に同時4つの小学校が廃校されるが、一般質問で、廃校跡地の利用について質問しても、廃校後に検討するとの回答であり、遅すぎる。今回の事例では、一人10万円の出資者を募り、かつ、地域住民が知恵をしぼり、動いたことで成功につながった。
真岡市も地域住民を含め行政も、「今」動かなけらばどうにもならない。